ホディダの魚市場の光景です。サバ、タイ、キス等お馴染みの魚がある。鮫もよく捕れ、ヒレは中国へ輸出され、身は干物になる。
 ティハマ地方と呼ばれる紅海沿岸のこの地域は、3000m級の山岳地帯の直ぐ西側、幅は一番広いところで50q、アラビア半島の先端からサウジアラビアまで続く。1年を通じて高温多湿8,9月以外は雨は降らない。冬の最低気温が20℃、酷暑期の最高気温は50℃にもなる。


 アルマンスーラ村の定期市(ウイークリーマーケット)の様子です。ここティハマ地方では市が開かれ、食料品をはじめ、日用品、家畜などが売られています。とてもアラビアらしい光景で遠くに来たなとの感を強めました。


 バイトルファキ村の「ティハマ織り」の工房やフセイニ村のゴマ油をラクダでひいている様子です。
ザビートでは個人の家に案内され、お茶をごちそうになりました。最後の一枚は婦人自立センターで撮ったものです。


 今のモカは、紅海に面した小さな漁村ですが、16〜17世紀にかけては、世界最大のコーヒーの積み出し港として繁栄を極めました。今はその面影を見るのみです。地図だけで知っている紅海をこの目で見るなんて想像だにしませんでした。この後、イエメン第二の都市タイズへ向かう。


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