ケニア南西部、ビクトリア湖とグレート・リフト・バレー(大地溝帯)の間に位置しているマサイ・マラ国立保護区。南のタンザニアのセレンゲティ国立公園と国境線で隣接し、野生動物の数の多さではケニア国内で第一の地区である。面積は1840kuで、大阪府全体に近い。この地区は、ほかの灌木の多い公園と違って、草、草、草の大草原。見渡す限りのサバンナには数万頭のヌーやシマウマ、ガゼルやバファロー、ゾウなどの大群が見られる。 草食獣が多いために、ケニア最大のライオン棲息地となっている。そのほかの肉食獣も多く、彼らの八ンティングを見たい人には、この保護区が最も適しているようだ。 ほかの公園ではなかなか味わえないもうひとつの特色は、熱気球に乗るバルーン・サファリ。もちろん料金も高く一人5万円、大空から見る大草原や動物は感動もの。風任せのためスタッフが気球を追って車で追走し、着陸地点で専任のコックが朝食を作ってくれる。こんな贅沢は他にない。 |
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