日替わりアプレット

06/06/23製作


レマン湖の畔に佇むシオン城

 シヨン城は、レマン湖の東湖畔に突きだした岩場に建つ中世の城です。シヨン城を有名にしたのは、 1816年にこの城を訪れた詩人バイロンです。ボニヴァールが繋がれていた牢獄の柱に”BYRON”と落書きし、後に叙事詩”シヨンの囚人” を作り、その名が広く知られるようになりました。 バイロンは旅の途中この地下牢に二日間籠もりこの詩を書き上げたのだそうです。 城は地下から3階までの28の部屋を見学できます。非常に混んでいて1時間待ってやっと中に入れました。 美しい家具や暖炉が置かれた城主の居室や貴婦人の部屋は気持ちを明るくさせますが、拷問部屋や地下の牢獄・絞首台は、 お伽のような城の悲惨な側面を物語っているようでした



inserted by FC2 system